大学共同利用機関法人 国立情報学研究所が提供する教育機関向け情報共有基盤システムNetCommons
−「NetCommonsユーザカンファレンス(利用者研究会)2007」を8月8日に開催―
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(所長:坂内正夫以下、NII)では、来る8月8日に、学校教育現場における「教育の情報化」を推進する情報共有基盤システムNetCommonsのユーザカンファレンスを開催いたします。
NetCommonsは、情報化の根幹をなす?校務の情報化?授業の情報化?情報教育での活用?情報提供での利用?上記の4項目を含めた学校の情報化を 1つに統合したシステムとして、2001年よりNIIが開発、2005年より無償提供して参りました。お陰様で、現在では、教育センター・教育機関をはじめとする千以上の団体に導入されご好評を頂くとともに、効果的な指導実践事例等の情報が蓄積されつつあります。
本年度は,教育の情報化に関して先導的・効果的かつ実践的な調査研究を行うために文部科学省が実施している「先導的教育情報化推進プログラム」の委託事業としてユーザカンファレンスを実施する運びとなりました。本事業を通じ、NetCommonsの活用事例及び今後の可能性について、広く社会に御紹介したく、ご案内いたます。
記
【日 時】 2007年8月8日(水)午前10時〜午後5時(開場9時半)
【場 所】 一橋記念講堂
(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センタービル内)
【プログラム】
10:00〜10:55 オープニング
10:55〜12:30 ベストプラクティス紹介とパネルディスカッション
『教育の情報化・校務の情報化・情報提供の電子化を実現する
ワンストップサービスシステムとは』
13:30〜16:30 分科会
●第1分科会 統合的な広報・教育・校務の情報化へ
本分科会では、学校Web サイト、総合学習等での活用、そして教育センターでの事例を中心にNetCommons の利活用のアイデアを紹介します。
●第2 分科会 e- ラーニングへの活用
本分科会では、主として高等教育におけるNetCommons の利活用のありかたとその効果について豊富な事例を通じて検討します。
●第3 分科会 社会での利活用
NetCommons の利用は教育機関にとどまりません。NPO、学協会や中小企業などの広報用Webサイト兼バーチャルオフィスとしての活用が着実に増えています。
●第4分科会 NetCommonsをビジネスチャンスに
企業・NPOパネリストによるディスカッション
●第5分科会 NetCommons実習 (要予約・先着順)
?ソースコード解析講座?初心者向け操作実習講座
16:30〜17:00 クロージングセション NetCommons2.0お披露目
【お問い合わせ・参加申込】
NetCommons公式サイト
http://www.netcommons.org/NetCommonsユーザカンファレンス2007事務局
担当:ヒラツカ・ササキ
〒305-0051 つくば市二の宮3-14-21株式会社エデュケーションデザインラボ内
E-Mail:
userconf@netcommons.org TEL/FAX:029-851-8380【 NetCommonsとは】
平成17年8月にGPLオープンソース・ソフトウェアとして公開、NetCommons公式サイトより配布されている情報共有基盤システム。国内でもっとも普及しているコンテンツマネージメントシステムXOOPS をベースに構築し、NetCommons の柔軟性を活かしながら、さらにe-ラーニング機能およびグループウェアの機能を強化した。また、個人が情報端末を複数持つ時代の到来にあわせて、サーバ上に個人が気軽にバーチャルオフィスを持つためのツールとしての機能も充実させている。e-ラーニング基盤および情報共有基盤分野は、アメリカや韓国等外国産のソフトへの依存度が高く、この分野において、大学共同利用機関である国立情報学研究所が安定・継続的に高性能のソフトを、純正オープンソース・ソフトウェアとして提供することは、多様なニーズに応えるとともに、「産学官」だけでなく、新たに「民との連携」を含む広範な普及が期待される。
初等中等教育を中心に導入が進んでおり、さらに生涯学習におけるコミュニティ形成型のe-ラーニングの基盤として、またNPO やアカデミックドメインにおけるグループウェアとしての普及も見込まれる。
(用語)
・XOOPS(ずーぷす): PHP言語を用いた比較的容易にポータルサイト/コミュニティサイト構築できるGPLに基づくオープンソース・ソフトウェア。
・GPL: The GNU General Public License(一般公的使用許諾)。オープンソース・ソフトウェアのライセンスの一形態。再配布や改良を自由に行っても良いが、その際ソースコード開示の義務づけなどの条件が課されている。
・コンテンツマネージメントシステム: CMS (content management system)。 テキストやグラフィックなどのさまざまなデジタル・コンテンツを統合的に管理し、更新・配信する仕組み、またはそれを実現するソフトウェアの総称。
(NetCommons導入実績)
伊勢原市教育センター,大阪大学工業会,熊本大学留学生センター,広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会,高専IT教育コンソーシアム,神戸大学情報基盤センター,独立行政法人国際協力機構(JICA),国際基督教大学,国立極地研究所,静岡県総合教育センター,清泉女子大学,千葉県総合教育センター,東京工業大学21世紀COE,東和大学・純真女子短期大学附属図書館,栃木県総合教育センター,富山県立大学,日本数学協会,JSCC日本微生物資源学会,北海道札幌稲北高等学校,三鷹市教育センター,宮城県教育研究センター等1,000以上
【主催団体概要】
名 称:大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所
所在地:〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
設 立:平成12年4月(学術情報センターを廃止・転換)
所 員:職員150名 客員教授等49名 連携教授等4名 特任教授等14名 外部研究員113名 有期雇用・短時間雇用職員 43名 大学院生126名(平成19年4月1日現在)
所 長:坂内 正夫
ホームページ:
http://www.nii.ac.jp/事業内容:情報学という新しい研究分野でのわが国唯一の学術総合研究所。また、大学共同利用機関として、学術コミュニティ全体の研究・教育活動に不可欠な最先端学術情報基盤(サイバー・サイエンス・インフラストラクチャ:CSI)の構築を進めるとともに、全国の大学や研究機関はもとより民間企業や様々な社会活動との連携・協力を重視した運営を行っている。